入口 > stay gold

stay gold 63




いつもユノさんのアパートに行く道のりを
僕は全速力で自転車を漕いでいく。



ユノさん



ユノさん、あのね。



僕、まだ答えが出せないでいるけど
このままユノさんと会えないでいるのはいやなんだ。



だから、こうして会いに来ました。
ユノさん、元気ですか?



心の中で、勝手にユノさんの顔を思い浮かべながら
ユノさんに話しかける。




自転車を漕ぎながら、僕の横を風が通りすぎる。




気持ちいいな。




ユノさん、バイトがあるとしたらまだ帰ってないだろうな。
どうしよう。アパートに行くか、バイト先に行くか。




赤信号で止まって考える。




いきなりバイト先に行ったらユノさんに迷惑かけちゃうな。
やっぱりアパートで待ってよう。





信号が変わって僕はまた自転車を漕ぎ出す。
なんだか久しぶりの、この道。




この道を通る時はいつも




ユノさんのことが好きで
ユノさんのことばかり考えていて




すごく幸せで




明日も明後日も、ずっとずっとこの気持ちでいるって自信があって。




今もね、それはきっと変わらないけど。
ちょっとだけ、不安なんだ。




でも、会いたい。




会いたいから、行く。




自転車のペダルを一生懸命漕いで、




この角を曲がると、あともう少し。




その向こうにユノさんのあのアパートが見えてくる。




部屋の灯りは・・・ついてない。
やっぱり、バイトかな。




もう僕の視界には、ユノさんのアパートしかなくて
一直線でスピードあげて、自転車を漕いでいく。




と、その時。




横の小道から、気配がした。




あっ・・・と思ったら、遅かった。




何が起こったのか、わからなかった。




車のブレーキが、悲鳴のように聞こえたことだけ、覚えている。






I8tuFUGirc2S2kP1372565111_1372565288.jpg



スポンサーサイト



stay gold

stay gold 63

2013/08/05



いつもユノさんのアパートに行く道のりを
僕は全速力で自転車を漕いでいく。



ユノさん



ユノさん、あのね。



僕、まだ答えが出せないでいるけど
このままユノさんと会えないでいるのはいやなんだ。



だから、こうして会いに来ました。
ユノさん、元気ですか?



心の中で、勝手にユノさんの顔を思い浮かべながら
ユノさんに話しかける。




自転車を漕ぎながら、僕の横を風が通りすぎる。




気持ちいいな。




ユノさん、バイトがあるとしたらまだ帰ってないだろうな。
どうしよう。アパートに行くか、バイト先に行くか。




赤信号で止まって考える。




いきなりバイト先に行ったらユノさんに迷惑かけちゃうな。
やっぱりアパートで待ってよう。





信号が変わって僕はまた自転車を漕ぎ出す。
なんだか久しぶりの、この道。




この道を通る時はいつも




ユノさんのことが好きで
ユノさんのことばかり考えていて




すごく幸せで




明日も明後日も、ずっとずっとこの気持ちでいるって自信があって。




今もね、それはきっと変わらないけど。
ちょっとだけ、不安なんだ。




でも、会いたい。




会いたいから、行く。




自転車のペダルを一生懸命漕いで、




この角を曲がると、あともう少し。




その向こうにユノさんのあのアパートが見えてくる。




部屋の灯りは・・・ついてない。
やっぱり、バイトかな。




もう僕の視界には、ユノさんのアパートしかなくて
一直線でスピードあげて、自転車を漕いでいく。




と、その時。




横の小道から、気配がした。




あっ・・・と思ったら、遅かった。




何が起こったのか、わからなかった。




車のブレーキが、悲鳴のように聞こえたことだけ、覚えている。






I8tuFUGirc2S2kP1372565111_1372565288.jpg



スポンサーサイト



stay gold 62

2013/08/03



ユノさんとの楽しい一日になるはずが。
アヒルのボートに乗って湖の真ん中まで一生懸命ユノさんと漕いで。



その後のことは・・・実を言うと、あまり覚えていない。



ユノさんがアメリカに遠くない未来に行ってしまう、ってわかって
そのあと、僕はどうやって夜に自分の家に帰ってきたのかもよく覚えていないんだ。



ユノさんと、何を見て、何を想って、何を喋ったのか。
いくら思い出そうと思っても、あの時のことは本当によく覚えていない。



チャンミン、俺・・・チャンミンからの連絡待ってる。



帰りにユノさんは、確かそう言っていた。
それは覚えてる。




僕からユノさんに連絡をする、ってことは、
ユノさんがアメリカに行っても、今と変わらずお互い恋人の関係でいられるかどうかっていうことを
僕がどう決断するのか、ってことだよね。



いくら考えても、答えが見つからない。
そもそも僕は、それまで恋愛ってものをしたことがなかったし
ましてや遠距離恋愛なんて・・・そんなの、ドラマでしか見たことないし。



そんな僕が、ユノさんにどんな返事ができるっていうのだろう。



誰かに相談したくってもできないし。
本当に、どうしよう。
あまりユノさんを待たせることも、僕の本意じゃなかった。
連絡をしない期間が長くなればなるほど、ユノさんの失望が日に日に大きくなるんじゃないか。



チャンミンから返事がないのは、迷ってるってことだよね・・?



そう思われたら困る。
そうじゃないんだもん。

ユノさんのこと、今もずっと好きだもん。


でも、無期限でユノさんを待つことが僕にできるのかどうか
簡単に返事ができるものではなくて。

考えれば考えるほど、悩んでしまって。




「ねぇ、母さん」



僕はどうしようもなくて、苦しくて、ある日学校に帰ってから母さんにそれとなく
バレないように慎重に聞いてみた。



「あのさ・・母さんって・・・遠距離・・恋愛っての・・?したことある?」



母さんは、僕の言葉に一瞬、目を丸くして。
その後、ちょっと意味深な微笑みを返してきた。



「なに?チャンミンいきなり・・」



変に勘ぐられるのは仕方がないけど、
友達で悩んでる奴がいて、相談されたからさ・・って、咄嗟にごまかす。



「そうねぇ・・遠距離・・・。母さんはないけど・・・。きっと大変ね。
好きな人といつも一緒じゃなきゃやだってのも問題があると思うけど・・・一緒にいれないっていうのもね・・」



「・・・うん・・・そうだね」



「でもね、好きなら待てるかもね。待ってみる価値があるなって思えば、まず挑戦してみたらいいのよ。
やってみる前に決めちゃうのももったいないかもね。それに、お互いあってのことだから・・・。自分だけよくても相手がどうかはわからないしね」




「・・・うん・・・だね」




そのうちチャンミン、あなたにもそういう人が現れるといいわね、って、母さんは微笑んでキッチンに行ってしまった。




答えがみつからないまま。



カレンダーを見ると、もうユノさんとあの日、別れてから一週間がたとうとしてた。
ユノさんからの連絡は、もちろんない。



ユノさん・・・ずっと僕の連絡を待ってるんだろうなって思う。
時計を見ると、6時半。



その後母さんと二人で夕飯食べて。


風呂入って自分の部屋に行くけど。




ユノさん・・・今頃何してるかな。
バイトかな。
アパートにいるかな。



ベッドでごろんと横になって。
天井を見つめながら、ユノさんの顔、思い描く。



時間ばかりが過ぎていく感覚はあっても、
時計を見ると、まだ8時。



こんな気持ちでずっといたくない。


答えはまだ出せないけど、ユノさんに会いたい。


答えが出せないでいるって、ユノさんに言わなきゃ。


そう思ったら、僕はいてもたってもいられなくて、携帯でユノさんのところに電話しようとして。



やめた。



電話なんかじゃ伝わらない。


僕は洋服に着替えて、階下に行く。



「母さん、ちょっと出かけてくる!遅くならないようにするから心配しないで!」



そう言って家を飛び出した。



ユノさんに、会って伝えなきゃ。



答えがでません。たくさん考えたけれど、今も考えてます。


でも、ユノさんに会いたくて。


それだけでも言いたくて。



僕は自転車を一生懸命漕いで、ユノさんのアパートに向かった。






チャンミン4-1





stay gold 61

2013/08/02



好きなのに、こんなにも心が遠い。
好きなのに、来年僕が大学に行くことになったら、
地元の大学に行こうがどうなろうが、ユノさんはここからいなくなる。



離れることが別れるってことにはならない、ってユノさんは言うけど。
会えない日がずっとずっと続いたら、僕はもう心が折れてしまうと思う。
会いたいときに会えない関係は、絶対にどこかで無理が来る。
だって今だって・・・本当なら毎日一緒にいたいのに、僕はなんとか我慢してるんだ。
それがアメリカになったら、今度はいつ会えるのかさえもわからないじゃないか。




チャンミン・・・今何考えてる?




黙りこくってる僕を、横に座ってるユノさんがそう聞いてくるけど
何をどう答えたらいいかもわからないし、混乱してる。




ユノさん・・・・



ん?



ユノさんは・・・・お互い離れ離れになっても、ずっと気持ちは変わらないって信じてますか?




・・・ああ。信じてる。
信じられなかったら、こんなことチャンミンに言わない。




ユノさんは・・・強いんですね。




そうかな・・・。




僕は・・・・こうして近くにユノさんがいても、毎日会えなくって苦しいです。
なのにそれがアメリカになったら・・・・毎日泣いて暮らしちゃうと思う。




チャンミン・・・。




それだけユノさんのこと、好きです。




チャンミン・・・。




でも・・・写真家になるのがユノさんの夢だから・・・応援、したいです。
アメリカ行ってきてください、って言いたいです。




・・・・・。




僕、待ってますから安心して言っていてください、って言えたらいいのにな。
でも、今の僕にそれが言えるのかな。




チャンミン・・・・。俺、我儘を承知で言うけど、ホントにチャンミンのこと好きなんだ。
別れたくないし、違う国にいたって、その気持ちは全然変わらない。




涙が溢れてきた。
ユノさんの前で泣きたくないのに。




チャンミン・・・・。




ユノさんは僕の肩を抱いて、それ以上何も言わなかった。




ユノさんは・・・もう・・・。
アメリカに行くことを決めてる。
僕が何と言っても、ユノさんは自分の夢を叶えようとしてる。
なのに、僕がそれを叶えさせないようにしてるみたい。



ユノさん・・・僕・・・ユノさんの足枷になりたくない。




チャンミン・・・足枷なんて・・・。
そうじゃないよ、絶対。
チャンミンがいてくれるから、俺、もっと頑張れるんだから。
だから、チャンミンが嫌だって言っても、そばにいてほしいんだ。
たくさんは会えないけど・・・心はずっと一緒にいてほしい。
・・・わかる?俺の言ってること。

でも、これは俺の気持ちでしかない。
チャンミンの気持ちも・・・聞きたい。
今すぐじゃなくていいから・・・。




ちょっとだけ気持ちが落ち着いて。



僕は黙って頷いた。







チャンミン4-1





stay gold 60

2013/08/01



写真で食べてくのが夢だから・・・だから、アメリカに行っちゃうんですか?


ユノさんは、その言葉に一瞬顔をこわばらせた。
そんなユノさんの表情、初めて見たよ、僕。



チャンミン・・・・。



僕の名前を言ったきり、ユノさんは黙り込んでしまった。



僕もユノさんも、ボートを漕いでた足を止めて、
あひるの乗り物は、湖の真ん中でぼんやり浮かんでいた。




ユノさん・・・僕・・・ユノさんを困らせるつもりで言ったんじゃあないです。
ただ・・・・。



ただ・・なにチャンミン・・?




ただ・・・・・知りたいだけです・・・ユノさんが、考えてること。
僕、教えて欲しいです。
隠してほしくない。だって・・・ふたりのことだから・・・。




思いがけず、僕は冷静だった。
ずっとずっと、気になってたから。
聞くのは今しかないって思ったから。




ふう・・・
ユノさんがそっとため息をついた。




チャンミン・・・ずっとなんか変だなって思ってたんだ、俺。
だから、ちゃんと話しようって思ってた。
ここなら誰にも邪魔されないで、二人きりで話せるかなって思ってここを選んだんだよ。
白鳥じゃなくてあひるってのが、ちょっとがっかりしたけどさ・・・。



それ聞いてくすって笑ってしまった。
白鳥でもあひるでも、何も変わらないのにな。




チャンミン、何か見たんだね。
俺、まだアメリカのこと、何もチャンミンに言ってなかったから
まさかチャンミンがそんなこと言うなんて・・・思ってもなかった。
びっくりしてるよ。



パンフレット・・・ユノさんのアパートに行ったとき、テーブルに置いてあって。
それ、見ちゃいました。




・・・・そっか。
別に隠してたわけじゃないんだよ。




・・・わかってます。



それでこれまでちょっと変だったんだチャンミン。



ユノさん、アメリカ行きたいんだ、って思ったら泣きたかったです。



なんで?どうして?



だって・・・アメリカ行っちゃったら、ユノさんにもう会えないなって。




会えるよ。俺、アメリカ行ってもチャンミンと別れるなんて言ってないじゃん。




・・・・遠距離・・・ってことですか?




好きなのになんで別れなきゃいけないの?
俺はチャンミンのこと好きだから、チャンミンがもし遠い大学行ったとしても別れるなんて選択、ない。



正直、ユノさんの言葉に僕は飛び上がるほど嬉しかったけれど。
でも、ユノさんの言うことはなんだか綺麗事のようにも思えた。



じゃあ、ユノさんはどれぐらいアメリカに行っちゃうんですか?
一年とかそれぐらいですか?



・・・・もっと、かな。




もっと・・って、2年?3年?
どれぐらいですか?




ユノさんが黙り込む。




それにいつ行くんですか?
来月ですか?もっと先ですか?




ユノさんは僕よりずっと大人なのに・・・。
ユノさんのそういう「優しさ」が、時として僕をものすごく傷つける。




チャンミンが大学行く頃に、俺も・・・って、なんとなく考えてる。




じゃあ、来年ってことですよね?




・・・そうだね。




もう・・・決めたことなんですね。



・・・ん。チャンミンに隠してたわけじゃなくて、言うタイミングを見てた。
でもごめん。こんなふうにチャンミンに知らせることになっちゃったから。




僕は、途方に暮れた。
今日はもう帰ります、って言いたかった。
とても笑ってユノさんと今日一日過ごせる自信がない。
遠足気分でたくさん食べ物を持ってきた自分が、なんだか滑稽に思えた。



なんで、湖の上なんだよ・・・。
これじゃあ、畔に戻るまで時間がかかる。



ユノさんがこんなに近くにいるのに。



心はもう戻れないほど、遠くに感じられた。





チャンミン4-1





stay gold 59

2013/07/31



日曜日当日。


変装は、もうしない。
ユノさんとは朝9時に駅で待ち合わせしてる。


「母さん行ってきます!」


口論のあと、ユノさんとは会ってなかったから
なんだか気恥ずかしいけど、やっぱり会える嬉しさが上回る。



リュックの中に、食べ物ばっかり詰めてきた。
ユノさんと一緒に食べようと思って。



「チャンミン!」



駅に着くと、ユノさんが改札の前で待っていてくれて
僕を見つけるなり「お~い!」と手を何度も振って走ってきてくれた。




「元気だったチャンミン?」




は、はい。元気です。
ユノさんはいつもと全然変わらない様子で、内心ほっとした。




なんだかたくさん中身入ってるみたいだけど・・・って僕のリュックを見て
ユノさんが言う。



お腹すいたらすぐ食べられるように、いろいろ持ってきました。



そう言ったらユノさんはとっても嬉しそうな顔をしてくれた。



今日のこと、楽しみにしてくれてたってことだよね?
そうだよねチャンミン?



恥ずかしくて無言で、こくん、て頷く。



僕の手を掴んで、改札抜けて、電車乗って。



これから行く湖は、たぶん小一時間かかるところ。
おまけに超田舎にあるから、湖に近づくにつれ、乗客がその前の駅で降りていく。



ユノさん、なんで今日この湖に?



疑問を投げかけると、うん、着いてからのお楽しみね、ってすぐに教えてくれない。



お楽しみ・・・って、楽しむほど何かある湖とは思えないけどな。



案の定到着してみると、僕とユノさん以外の人は本当にまばらだった。
ユノさんは携帯で何か調べながら、「チャンミンこっちこっち」って僕の手を引っ張ってどこかに
連れて行こうとする。



さあ着いた!



目の前に、寂れた看板があった。



「ボート乗り場」



消えかかったペンキでそう書いてあった。



近くに小屋があって、ユノさんが走って行ってお金を払ってる。




「チャンミ~ン、どの白鳥がいいかなあ」



行ってみると、湖のほとりに、よくカップルで乗るような白鳥みたいな形の乗り物が4つぐらい並んでいた。



「どの白鳥が一番かわいいかなぁ。俺、ずっとチャンミンと一緒にこういうの乗ってみたかったんだ」
ユノさんは真面目な顔して、一つ一つの白鳥の顔を見ながら吟味してる。



どれどれ・・・僕もユノさんのところに駆けて行って一緒に選ぼうとすると。



「ね、ユノさん・・・これ、白鳥じゃない・・と思う・・・」



「えっ!?何言ってるのチャンミン。これ白鳥でしょ?」



「違う・・・と思います。これ・・・あひるじゃ・・ないかな・・」



「え~??これアヒルなの?どう見ても白鳥っぽいけどな」



アヒルかあ、まあいいや、どうするチャンミン?俺、このアヒルがいいな。
そう言って、胸に「2」って書いてあるアヒルの乗り物を指差して、勝手に乗り込んだ。



チャンミン早く早く~。



助手席に乗り込んでみると、足で漕がなきゃいけないみたい。



だってチャンミンボートやってるんだし、こんなの簡単じゃん?



そうですけど・・・。
こんな暑い日に、ボート漕ぐなんて思ってもなかった。



汗かきながら一生懸命漕ぐ。
ユノさんも負けじと頑張ってる。



そのうちに、湖の真ん中あたりまできた。



「俺ねチャンミン。チャンミンには言ってなかったかもしれないけど・・・俺も昔ボートやってたんだ」



そういえば・・・。
たしか、ユノさんのバイト先のおばさんにその話を聞いたような気がする。



そうなんですか・・・って返事すると
「なんだチャンミン、驚いてないみたいだね。俺、別に隠してたわけじゃないけどさ、言ってなかったなって思って」




「選手だったんですか?」



「・・・ん・・・。でも、途中で足の故障があってやめちゃった。」



部活も辞めて、何かできることないかなあって思ってた時に写真に出会った。
それで今こうしてるんだ。



その話を聞いて、ユノさんのこと、知ってるようで全然知らないな僕、って思った。



「写真・・・好きですか?」



「ん。写真で食えるようになったらなって思ってる。夢だから」



ふっと・・・これからの将来のことで悩んでいたことが頭をよぎった。




「だから・・・・ユノさんは・・・・アメリカに行っちゃうんですか?」




怖くて聞けなかった言葉。



僕自身、予期しない形で、言葉になって出てきた。






チャンミン4-1