入口 > スポンサー広告 > スポンサーサイトstay gold > stay gold 19

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

stay gold 19




あの・・・ユノさん。


思い切ってユノさんに昨日のことを切り出す。


昨日は・・・僕、ユノさんに会えないかなって思って、あそこらへんうろうろしちゃって。


ちらっとユノさんの顔を見ると・・・いつもの、優しい、ユノさんの眼差しがあった。


ん・・・。あそこで立ってるの、チャンミンじゃないか?って思ったよ。


あの・・・彼女さんもいたから・・僕、お邪魔だったなって・・・。


え?彼女?・・・誰の?


・・・髪の長い、きれいな人・・・、ユノさんの・・。


ユノさんが、ん?ってした顔をしたあとに、ぶっと吹いた。


チャンミン、あれ、俺の彼女じゃないけど。姉貴だよ、それ。


え?


僕は、頭の中が真っ白になる。


だ、だって・・!髪の毛が長くって、きれいで————。


だからってそれが俺の彼女になるわけ?


そ、それに、ユノさんとあんな遅い夜に一緒にアパ-ト行って。あっ、そうだ!それに腕も・・・組んでたの・・見ちゃったし・・・。


だからぁ、それ俺の姉貴。俺と顔そっくりなんだよ。背も高いしさ。それでハイヒ-ル履くから、俺、一緒に歩きたくないの。それ知ってて姉貴は余計に俺にくっついてくんだよ。


そっ・・・それに・・・・。


もう意地になっていた。
僕が言うこと、全部否定してほしくって。

内心、嬉しくってたまらなかった。
あの人、ユノさんの彼女でもなんでもなかったんだ!


それになにチャンミン?


そ、それに・・・お似合いだなって・・・。


姉貴とお似合いなんて・・・気分は悪くはないけど良くもないな。


ユノさんがくすっと笑うから、僕もつられて笑う。


チャンミン。やっと笑った。・・・よかった。


はい。
なんでかわからないけど、返事をする。


そんなんで泣くなんて。俺、マジでどうしようって思ったよ。


・・・恥ずかしいです、僕。


あはは、チャンミンすごい誤解。・・・でも、誤解が解けてよかった。


僕は嬉しさのあまり・・・思い切って聞いた。


ユノさん・・・でも・・・あの・・・彼女、いるでしょう?


もうここまで来たら、聞いてしまえって思ったから。
でも聞いた瞬間に、ああやっぱりやめればよかったと思った。

自分で聞いておいて、こんなにもドキドキする。


ユノさんはにっこり僕に微笑んで言った。


今はいないよ。


あははと笑うユノさん。


あぁ、よかった!
ユノさん、彼女いないんだ。
なんだかユノさんには悪いけど、すごく嬉しくって。


・・・チャンミン、すごくニヤニヤしてるけど・・・。


ユノさんに不思議がられた。


あ!い、いえ、ニヤニヤなんてそんな!!


否定するけど、やっぱり無理だ。
心も体もふわふわして、天にも昇るような気分。


変なチャンミン・・・。ま、いいけどさ。


ユノさんはそんな僕を見て、チャンミン、今日はこれから帰るの?


そう言われて、今日は部活休みだから家に帰っても宿題やるだけですって言うと。
俺んち来ない?と誘ってくれた。


は、はい!行きます!
咄嗟に返事する。


ん、じゃ行こ。


雨の中、ユノさん背中のあとを追って行った。





チャンミン6-1




関連記事
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。