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stay gold 20




ユノさんのアパートに行く。
これで何度目かな、ここに来るの。


ユノさん、今日も夜からバイトだったら長居できないなって思うけど、


「今日はバイトないから、ちょっと遅くなっても俺は大丈夫だよ。ま、チャンミンがよかったらだけど」


そう言われて、「あの・・それだったら・・母に・・電話してきます。帰るの遅くなるって」


ユノさんはまた笑う。
あはは、チャンミン、帰るの遅くなるって・・・。お母さんに絶対「どうしたの?どこにいるの?チャンミン早く帰ってきなさい!」って言われるよ。チャンミンはきっといい息子だね。


そうか・・・じゃあ、電話するのやめます、って言うと。


ダメだよチャンミン。お母さんを心配させるなら早く帰らせるよ。電話しなよ。


・・はい・・じゃあ。今電話します・・。
携帯を出して、自宅に電話する。


あ、母さん?チャンミンだよ。あのね・・・今・・・。


ユノさんのいる前で、「母さん」って言うの、すっごい恥ずかしい。
うつむきながら、小声で話す。


ユノさんが、ごそごそ何かしてるぞって思って顔あげたら、
目の前で、ユノさんがTシャツ脱いで、上半身裸になってた。

わぁぁぁ!
心の中で、びっくりする。


あ、あのさ、えっと・・・なんだっけ・・。
いきなりユノさんの逞しい裸見ちゃって、母さんへの電話、しどろもどろ。

とにかく、今日帰り遅くなる。友達のところにいるから。心配しないでね。じゃ!
あわあわしながら、電話を切る。


ユノさん、上半身裸のままでごろんと寝転がって、煙草に火をつける。
すぅっと吸って、ぽわんと二つ、煙の輪を作って。


ユノさん、煙草吸うんだ。
気がつかなかった。抱きしめられた時も、煙草の臭いあんまりしなかった。
なんだか、ユノさんが、すごい大人の男の人に見えて。

じぃっとその姿を見つめてたら、ユノさんと目があった。


「あ、煙草、チャンミンだめ?」


ちょっとかすれた声で僕に聞く。


い、いえ・・・。ユノさんが煙草吸うの、知りませんでした。


あ、うん。ホントに吸いたくなった時だけね。


ユノさんが徐に起き上がって、煙を燻らす。
煙草を人差し指と中指の間に挟んで、手の平で顎の部分を覆うようにして吸う、ユノさん。


カッコいい・・・。


僕は、思わず手にした携帯をユノさんに向けて。
ユノさんを撮った。


ん?って言われて、あっ・・・すみません・・・撮っちゃいました・・・。


あはは、チャンミンがカメラマンか・・・写真、好きなの?


あ、いえ・・・好きってわけじゃ・・ないけど・・・。
撮ったユノさんの写真をチェックすると、わぁぁ・・ユノさん、カッコいい。


あ、あの・・・ユノさん・・・お願いがあります。


なに?


ユノさん・・・もっと撮ってもいいですか?


え?俺を撮るの?・・どしたのチャンミン?


今日は・・僕のモデルになってください・・・。


何言ってんだ、僕。
自分の変な度胸に自分で驚いた。
けど。
ユノさんがきれいで、胸がドキドキする。


ん・・いいよ。じゃ、上、着るね。これじゃ半分ヌード写真になっちゃうもんな。


あ!い・・・いえ・・・そのままで・・お願いします。


え~、なんか緊張するな。写真なんて撮られたことないし。


ユノさん、僕の我儘・・・聞いてください。


・・・いいよ。チャンミンの言うとおりにするよ。


ユノさんが笑う。
携帯越しに、僕はユノさんをじっと見つめた。


携帯がなかったら、こんな風にユノさんを見つめることなんて絶対できない。
とにかく、無我夢中だった。





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