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stay gold 33




待ち合わせの場所に着いて、ユノさんを待った。
本屋から向かってるってことは・・・たぶんこっちから来るかな。


ユノさん、バイト終わってお腹すいてるだろうなって思って。
近くにあったコンビニに急いで行って、とりあえず飲み物とパンを買った。


ユノさんを待つ間。
ユノさんに会えることの幸せな気持ちと・・・もしかしたら・・・もう会えなくなるかもしれないっていう不安な気持ち。


ユノさんにフラれたら、僕、どうなるんだろってぼんやり考えてみる。
他人に告白したこともない僕は、振られたってこともないわけで。


そう思ったら、なんだか自分が間抜けに思えてきた。
いそいそとこんな夜に出てきて、フラれるかもしれない自分。


はぁ・・・ってため息ついた時。


チャンミ~ン!


振り向くと、向こうからユノさんが来るのが見えた。


チャンミ~ン!


手を振ってる。


なんだか殊のほかのんびり歩いてくるユノさんを見て。
どうして僕がこれだけ緊張してるのに・・・ユノさんはいっつもこうなんだろう、って。


ちょっとムッとしそうになる僕も僕だけどさ。


チャンミ~ン、待った?


・・いえ・・・僕もさっき来たところです。


あ、そう?よかった。ごめんな、こんな時間に呼び出しちゃってさ。


いえ、僕こそ・・・ユノさんバイトで疲れてるのに・・・すみません。・・・これ・・よかったら・・。


さっきコンビニで買った袋、渡す。


え?いいの?わぁぁ、チャンミン、嬉しい。ありがと。


ユノさんは子供みたいな顔して、袋を受け取って中を確認する。
わ~チャンミン、このパン、俺大好きなヤツだ!


ユノさんって・・すごく男っぽいときもあれば、
可愛らしいときもあって。
ユノさんの笑顔見たら、ムッとした気持ちが一気にどこかに飛んでった。


この先の公園に歩いて行く。


二つあったブランコの片方に腰掛けると
ユノさんがとなりのブランコに座った。


しばらくお互い無言で、ブランコ漕いで。
ユノさん黙ってるから・・・・やっぱり・・・僕の気持ちには・・・って思って
気持ちが沈みかけた時。



ふいに。



・・・・チャンミン・・・俺もチャンミンのこと・・・好きだ。俺と・・・付き合ってください。



僕の頬を、優しい風が吹いていった。






チャンミン4-1




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