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stay gold 37




チャンミンと会える日は、俺は朝から浮かれてた。
チャンミンよりずっと年上の俺が、おかしいと思うけど。


カメラを持って湖に出かける。


チャンミン、いるかなぁ。


この時間ならマラソンしてる頃かな、って小径を歩く。


・・・と、チャンミンが向こうから、真剣な顔つきで走ってきた。


俺は、カメラを構えて、チャンミンを撮る。


シャッターの音で、俺がいることに気がついて
途端にチャンミンの眉が下がって、照れくさそうに笑う。


チャンミンが一生懸命こっちに走ってくるから
練習を邪魔しちゃいけないと思って「チャンミン!終わったら本屋の階段で待ち合わせ!」


そう伝えると
チャンミンは嬉しそうに、「OK!」ってジェスチャーして。


部活が終わる前に、アパートに戻ってカメラ置いて
本屋に向かおうとすると。


♪♪♪♪♪♪♪


チャンミンからのメール。
どうしたのかと思って急いでチェックする。



ユノさん、チャンミンです。
練習中にちょっとケガして・・・。まだボートハウスにいます。
待ち合わせの場所行くの、遅れちゃいそうだからメールしました。
そっちに向かうとき、またメールします。すみません。




・・・ケガ!?


メール読む限りじゃ、どれぐらいのケガなのかわからなくて。
すぐに返信する。


チャンミン?大丈夫なのか?
待ち合わせの場所、変更して、これからそっちに行く。



俺はチャンミンのことが心配で心配で、全力で走ってボートハウスに向かった。


ボートハウスに着くと、ボート部員の子たちがちょうど出てきたところで。
ちょっとだけ、ためらったけど。


思い切ってその中の一人に声をかけた。


「あの・・チャンミン・・・いますか?」


その子はちょっと怪訝そうな顔をしながらも、「チャンミン?ああ・・・」って言って確認しに行ってくれた。


チャンミン、いるか~!?なんかお前のこと、探してる男の人、来てるぞ!


思いっきり聞こえてきた。



ボートハウスの前で、ウロウロする。
部員の子たちが、俺のこと、変な目で見てくから。



なんだか、不審者だと思われただろうか・・。
チャンミンのこと、気が気じゃなくて何も考えず来ちゃったけど、
変に噂になったらチャンミンに申し訳ない。


もっと・・慎重になるべきだっただろうか・・・。


ちょっと反省してると。
チャンミンが、ちょっと足を引きずって出てきた。


・・・包帯が巻いてある。


俺はびっくりして、チャンミンのそばに駆け寄った。



「チャンミンどうした?ケガって・・・大丈夫か!?」



チャンミンは、小さな声で、はい・・って答える。



でも、どうみても、かすり傷には見えない。



荷物は?俺が持ってくから、病院行こ。
そんな・・・大したこと・・・って、チャンミンが言うのを遮って。
肩を貸して、チャンミンに寄り添う。
確か、この近くに病院があったはずだ。

でも、この状態でそこまで歩かせるわけにいかなくて。
思い切ってチャンミンをおぶる。


周りの視線を感じる。
チャンミンも、何も言わずに下向いてるから。
やりすぎだと思われても仕方ないけど。


でもさ。


俺は・・・チャンミンの恋人だから。
チャンミンのことが、大切だから。



ユノさん・・・ありがとうございます。
チャンミンが、恥ずかしそうに呟く。


その言葉が、嬉しかった。


チャンミンをおんぶして、俺は病院へと向かったんだ。




チャンミン4-1






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