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stay gold 44




初めての・・・ユノさんとの、キス。



そして、僕の人生初めての、キス。



まさか、ユノさんからしてくれるなんて思ってもなくて。
唇が離れた時に、僕は震えてた。




俺は・・・・。




ユノさんが一瞬、言葉を切って。




冗談なんかでこんなこと、しない。
だから・・・。
チャンミン、冗談で「キスして」なんて、そんなの、なし。




ユノさんにそう言われて。
心の中で、ごめんなさいって言う。

でも・・・冗談なんかじゃなかったんだよ。僕は。
本当にキスしてほしかった。だから言った。

ユノさんの、反応が、怖かったから。
「冗談です」っていうのは、咄嗟に口について出た言葉だったんだ。




冗談・・・じゃ、なかったです。
ホントは、キス・・してほしかったから、そう言いました。




遊び半分で言ったんじゃないってことは、どうしてもわかってほしくて、
絞り出すような声で、ユノさんに伝える。




ん。・・・わかってるさ、チャンミン。




ユノさんの、優しい眼差しがそこにあった。




チャンミン?




・・はい。




チャンミンは、もしかしたら・・・臆病なのかもしれないな。
ごめん、臆病、っていうの、言葉は悪いかもしれないけど。
でもさ、俺とチャンミンは好きあって付き合ってるんだよ。
チャンミンの思ってることは・・・なんでも知りたい。




・・・はい。




チャンミンのこと、もっと知りたいんだ。わかる?




こくん、と頷く。




我儘だって、思わなくていい。




ユノさんの声が、すごく柔らかくて、僕の心を包み込んでくれるように感じる。




自分を変える必要もない。
チャンミンは・・・・・そのままでいいんだよ。




そう言われて。
また、泣けてきた。





そのままのチャンミンが好きだから。わかるねチャンミン?





はい・・・。





よかった。
ユノさんが笑う。




僕も笑う。




二人で、笑う。




ユノさん、ありがとう。
僕、ユノさんのことが好きです。
ずっと、ずっと好きでいたいです。
ずっと、ずっと、ユノさんと一緒にいたいです。



素直に伝えた、僕の想い。
今日は一体、何回ユノさんのことが好きだ、と伝えてるかな。
伝えても、伝えても、伝えきれない想いがあるから。





ありがと、チャンミン。ちゃんと、伝わってる。ここに。





そう言って、ユノさんは自分の胸のあたりをこぶしでぽんぽんって叩いてみせる。




さ、もう行きなよチャンミン。お母さんが心配する。




はい。ユノさん、気をつけて帰ってください。




ん。大丈夫。チャンミンが、家にはいるとこまでちゃんと見てるから。




玄関はすぐそこなのに、そんなこと言うユノさん。




いえ。ユノさんがあの角を曲がるまで、僕、見送ってます。




そう?いいの?じゃあ・・・せえの!でお互い帰ろ。




はい・・・じゃあ・・・おやすみなさい。




おやすみチャンミン。




その挨拶を合図に、別れるけど。
玄関のドアを開けて、家の中に入る時に、ちょっと振り返ったら。




ユノさんが、まだそこに立っていて
僕を見送ってくれてた。




そっと手を降って、にこって笑ってくれたユノさん。




ユノさんの笑顔がある限り。
僕はずっと幸せでいれる、って確信した。




そして。
ユノさんが笑顔でいれるように、
僕もユノさんをたくさん幸せにするんだ、って心に決めたんだ。







stay gold 1





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