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stay gold 46




このままじゃ・・ダメだよな・・って。
ユノさん、どういう意味なの?



このまま僕とこうして付き合ってることが、ダメだってこと?
ショックで呆然として、ユノさんが何度も僕の名前を呼んでることさえ耳に入らなかった。




チャンミン?ねぇチャンミン?聞いてるの?




ユノさんに肩を揺すられて、はっとした。




チャンミン、何考えてる?俺の話、聞いてた?



・・・聞いてなかった。
ユノさんの話?
ユノさんが、「このままじゃあダメ」って言葉が、僕の思考を完全に停止させたんだ。



チャンミン、すごく泣きそうな顔してる・・・。
まさか・・・変なこと・・考えてないよね?
俺の言ったこと、わかってないだろ?もう一度言うからちゃんと聞いてて?



ユノさんが徐に、僕の手を握ってくれた。
人気が全くない、踊り場。
ちょっとだけ、ユノさんの声が響いて聞こえる。



チャンミン・・・俺は噂なんて気にしないけど。
チャンミンはそういうわけにはいかない。
だから・・・ボートハウスにはもう行かないほうがいいなって思ってる。
写真も・・・湖ではもう撮らないようにしようと思う。



そこまで聞いて、涙が溢れてきた。



でもねチャンミン?
チャンミンへの気持ち、俺は全然変わってないよ。
チャンミンは、俺の大切な恋人だ。
わかるよね?
俺が言いたいのは、会う場所を俺のアパートだけにするとか・・考えようってこと。




ユノさん・・・じゃあ、僕とまだ・・会ってくれるんですか・・?



べそをかいて、ユノさんに視線を投げる。



当たり前だろ?
会いたいから会う。




・・・好きだよ、チャンミン。



めそめそしてる僕の顔を覗き込んで、
ギュッと手を握りしめてくれる。




好きだよチャンミン。
だから・・・別れない。




うん、うん、って何度も頷く。
胸がいっぱいで言葉にならない。



チャンミンは?
・・・・言って欲しいな、俺に。
ね、言って?ねぇねぇ・・。



ユノさんが肘で僕をつついてきて
僕を笑わせようとする。



元気だしてチャンミン。
笑って?そうじゃなきゃ、俺、このままでチャンミンを帰せない。



いつものかわいいチャンミンの顔、見せて?ってユノさんが
顔の前に両手を合わせて「お願い!」って仕草をする。



それに負けて、僕がくすっと笑うと。



あ、チャンミン笑った。・・・よかった。



嬉しそうなユノさん。
好き・・・僕も好きです・・・ユノさんのこと、好きだ。
だから、僕も別れません。




ああ。俺も同じ。好きだから、別れない。




お互い安心したね。
噂は想定外だったけど・・・。
でも、そんなんで俺とチャンミンの仲がおかしくなるなんてない。



僕のおでこにちゅっとキスしてくれた。
体がかぁっと熱くなって・・・反応しそうになったから
僕は焦ってもじもじして。



ユノさんはそれに気づいてか気づかずか、
さ、チャンミン今日はこれまで。



立ち上がって、僕に手を差し伸べてくれた。
そっと手を伸ばして、ユノさんの手を握り締める。



えいって僕も立ち上がって。
お尻をパンパンと叩いて。



・・・好きだから、別れない。
それでいいんだ。それでいいんだよね、ユノさん。



僕はその言葉を噛み締めて、家路に急いだ。






チャンミン6-1







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