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stay gold 51




ゆのさんと「何食べる?」って言いながら、ショッピングモールの中をうろつく。



なんだか、そんなことだけでウキウキする。
できることなら・・・手・・・繋げられたらな・・って思うけど。


そればっかりはやっぱり我慢しなきゃ。



「チャンミ~ン」



ぼけっとしてる僕にユノさんが呼ぶ。



「ね、ラーメン食おう?」



え?って言う暇もなく、ユノさんに手をひっぱられて店に入る。



もう・・・ユノさんったら、結構強引・・・
映画も勝手に決めちゃうしさ・・・



でも・・・好き・・好きだ、ユノさん。
そういうところが、好き。



「チャンミン・・なんか顔が赤い。どうした?」



そんなこと考えてたから、頬が赤くなっちゃったんだと思う。
またまた、え?え?そんなことないですよぉってごまかそうとするけど。



ユノさんには僕の気持ち、全部見透かされてるみたいで恥ずかしい。



二人でカウンターに座り、注文して。
カウンターの向こうで黙々とラーメン作ってる店の人を見ながら。



「俺たちって・・・どう見えるかな・・・」



ユノさんが呟く。



どう見えるか、って・・・?
どう見えますかね・・って言いながら考えてみるけど。



もちろん・・・恋人同士に見えるに決まってます!ってコソっとユノさんにだけ聞こえるように言うと。



ユノさん。



一人で照れてる。



そう?やっぱり?・・・だよね。



でもさ・・・



ユノさんが続ける。




ホントはさ、他人からどう見られててもいいんだ。
チャンミンが好きだっていう俺の気持ちと、チャンミンの気持ちが一緒ならそれでいい。



真っすぐ見ながらユノさんが言う言葉。
ちらっと僕はユノさんの横顔を見ながら、はい・・・っていうだけで胸がいっぱいになる。



ユノさんのこと、ずっと好きでいていいんですよね。
そう心の中でユノさんに聞く。



いいよチャンミン。
ずっと俺と一緒にいてよ。



僕の言葉があたかも聞こえてるみたいに、ユノさんがにっこり笑って言うから。



ああ、僕はもう我慢できなくて。
周りの人のことなんて忘れて、こてんとユノさんの肩に頭を傾けて。



その時、カウンターのむこうからお兄さんが
注文したラーメンを持ってきてくれた。



おう!チャンミン、ラーメン来たよ。



ユノさんがカウンターに置かれたラーメンを
一つ僕の前に置いてくれて




「チャンミン、たまごあげる。大きくなれよ!」って
自分の器からたまごをぽん!ってくれた。




僕、子供じゃありません、ってむくれてみせるけど。
せっかくだから、貰ってあげます!って



大きく口をあけて一口で食べた。



お腹いっぱい食えよ。今日は俺のおごりだからさ。



そう言われて、俄然食欲が湧いてきた。
じゃあ、お言葉に甘えて・・・えっと、あとこれと、これ・・ってメニューみて
お兄さんに頼んじゃった。



ユノさんは嬉しそうな顔をして、うんうんいいよ、って。
たくさん甘えていいよ、って。



はい!じゃあ、甘えます!



嬉しすぎてそんなこと言ったら、
カウンター越しに店のお兄さんに聞こえたみたいで・・・笑われたけど。



ユノさんといると
ちょっとだけいつもの自分より強くなれる。



ずっとずっと僕といてください。
心の中で、僕は強く願った。







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